お義父さん

謙虚で自分の事を全く語らないお義父さんだからから、80歳の記念にビデオで一日、インタビューをしたいと計画した夫。

ビデオを持つ私もお義父さんの興味深い人生話を伺える光栄な機会を。

高校生の時代に政府からの引き抜かれ、最高難関校のカリフォルニア工科大学へ。

19歳という最小年で卒業した記録を長い間保つ、優秀な方だったらしいがこんな話を聞くのも初めて。

その後、朝鮮紛争時に海軍に徴集され、アメリカ軍艦で日本に駐留したとのお話。

あの悪名高いビキニ島での核実験の際にも軍艦に駐留していたとの事。

あれよあれよと夫の質問に、答える話は、夫さえ初めて聞く話もある次第。

その後、カリフォルニアバークリー大学教授職についたけれど、どうしても肌になわなかったとカリフォルニア州、洪水対策技術部のトップに転職。

これが天職だったと。眼を輝かせて数々のプロジェクト逸話を聞かせてくださった。

5時間におよぶお義父さんのお話、父として、義父として、そして祖父としてのお義父さんしか見えなかった私に、深い深い人生を歩んできた一人の方なんだと、改めて尊敬し直したのが9年前。

私たちの結婚式に一番大泣きしたのが、このお義父さん。

お昼になると必ず安いビール、午後3時からはまたまた安いスコッチ、そして夕食時にはワイン。

80歳を超えても旺盛にヨーロッパ各国を旅行し、あまりに忙しいスケジュールで捕まらなかったのですから。

そして数字に対する正確さには、未だに我が家族で彼の冗談がとぶ。

「おじいちゃんに何時?って聞くと、13時21分44秒って答えが返ってくるんだよね!」

「そう、あそこのレストランはここから、12.54マイルだなあ、、、とかね。」

慌てて逝ってしまったけれど、ポロッと胸に響く言葉を沢山私にも残していってくださいました。

本当に本当にありがとうございました。


告別式のためサクラメントへ。お義父さんがそのカリフォルニア州で仕事をしている間、大好きでよく行かれたFrank Fatへ、私たちも。アールデコの美しい50年代の建物は何とも魅力的でした。

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この夏、我が家で一番出番頻度の高かったグリルドベジタブル。

ーバーベキューグリルドベジタブル
<材料>
*スクワッシュ
*キュウリ
*エシャロット
*ラデイッシュ
*ミニトマト
*グリーンビーンズ
お野菜は適量で、食べやすい大きさに切っておきますが、バーベキューで焼きますので小さくなりすぎない方が焼きやすいです。

ーソース
<材料>
*アンチョビ        1缶(2OZ)
*ニンニク みじん切り   2−3個
*レモンジュース      大さじ2
*バター          大さじ12(約1と1/2のステック分です)
*ディル  細かく刻んで  大さじ2−3

1:小さな鍋にアンチョビとガーリック、レモンジュースをこげないように焼き、アンチョビが溶けたらバターを入れとかします。最後にディルを加えます。
2:グリーンビーンズは軽く茹でておきます。
3:2と残りの野菜にオリーブオイルを軽くふるい、バーベキューで焼き、1のソースをかけて出来上がり。

実は別のソース、ディルとオリーブオイルと塩だけをFPで混ぜたものも加えたのですが、上記のソースで充分だと、、、。


2年程前ふと、二人だけで飲む時間があった私。

「僕の名前を受け継いでくれるのは君たちの息子だけなんだよ。」

「そして君が僕の息子と結婚してくれて本当に良かった。君はねえ、息子の亡くなった母に良く似ているんだよ。」

そんな事を感じているとも思っているとも素振りを見せなかったお義父さん。

ポロッと本心を垣間みせていただきました。

空の上でも安いスコッチ飲んでいらっしゃいますね、きっと。




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