プライバシー

アメリカ生活が長くなると、日本での体感距離の近さにドキッとする事が多い。

レストランの椅子もテーブルも小さい。電車の出入り口だって、ましてやお手洗い。ホテルのロビーもなんだかこじんまりしている。

コーヒーを飲んでいたって、隣の人の身体との距離が近くて、慣れていない私はなんだか居心地が悪い。

こんなに近かったら、アメリカでは何かしら衝突が頻繁に起こるだろう。

大都会の東京、数えきれない程の電車やタクシー、そして行き交う人々。

これが稼働しているのは、日本人が徹底的に小さな頃から他人に迷惑を書けない躾を叩き込まれているからだ。

エレベーターが開いて、降りてくるのをきちんと待てるのはその日本人の受け継がれてきた、他人のプライバシーを守る尊重ではないかとひしひし感じた今回の日本訪問。

空間が限られているからこそ、体感距離が近いからこそ、プライバシーの意味の重さを身体で身に付けているのだ。


東京から新幹線に乗って実家へ向かう途中、ちょっと道より。長男夫婦が気を使ってくれ、酒蔵へ。

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とても気前よく、試飲させてくださるから殆ど酔っぱらってしまう。美味しい!と言ったら、弟がお酒を何本も買っていてくれて、嬉しいばかり。

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初日は長男家族と、両親、我が家族で、近くの温泉へ。何処も満員で人気だそうで、母がやっとの思いでとってくれた予約でした。そば粉の入った茶碗蒸しが美味の田舎の温泉。療養中の父も久しぶりに外に出れて、瞳が輝いていました。

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実家に帰ると必ず寄るおそば屋さん、様々なそばの引き粉で素朴なおそばが楽しめる。

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スーパーに行くのが楽しみな私は、こんな新鮮な秋刀魚を見たのは何年ぶりだろう。と母にねだり作ってもらいました。

3泊滞在中の3日目の夕食は、夫の大好物、トンカツを母が。10枚も揚げただろうそのトンカツ。私がテーブルについた時には殆ど無くなっている程の勢いで、頬張っている息子と夫。さすがに母も父も大笑い。

田舎の実家には、必ず誰かがお野菜や果物を持ってきてくださる。引っ越してきた頃、翌朝玄関のドアを開けると必ず新鮮な野菜が置かれていた。ご近所さんが朝早くとってきたお野菜を、私たちを起こさないようおいていってくださるのだ。
母が良く「誰だろう、どの人にお礼を言っていいのかなあ、、、。」

今回の滞在でも美しい巨峰が山のように、玄関先に。

此処にもきちんとプライバシーが、田舎の優しい生活ですね。











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