架空の仕事。

1度目は33歳の独身の時。
2度目は37歳で結婚した時。
そして今回3度目。

アメリカで家を売買した数。売値の交渉が終わると、アメリカにはエスクローと呼ばれる、第3者(ブローカー)が入り売買の保証をする期間が通常30日間保たれる。その間に家の査定、点検、環境調査などが行われると同時に、買い手は銀行との住宅ローン交渉を行う。

夫は給料明細明瞭の会社員。私は得体の知れないアンティークディーラー。大抵信用してもらえない。

私の身体(とっても大きい)の3倍はある巨体のブローカーさんは過去5年にもぼる私の領収書やら銀行明細を見ながら、いかにも大きな態度で交渉が始まる。

ブローカー「是は何かの冗談でしょう。」

私「いいえ、冗談ではありません。真っ当な仕事です。」


ブローカー「でっちあげではないの?」

私「銀行明細はでっち上げできないですよ。」

まだまだ、ここで切れてはいけない、、、と自分に言い聞かせ、2週間毎日嫌がらせのように電話が鳴る。


ブローカー「この明細はいっさい理解できない!」

私「2週間で専門用語の入り乱れる明細が貴女にわかるようだったら、私の仕事は成立しないんですけど」

だんだん私の口調も刺が増してくる。

ブローカー「この売り上げ数字は、貴女が勝手に作り上げたんでしょう。」

私「あー、数字は嘘つかないですけど、、、貴女は数字の専門でしょう?」

嫌みも入る。

さあ佳境に入った3週間目。決して寛容でない私。ストレスがたまり始めた。

ブローカー「貴女の仕事は架空の仕事と判断し、銀行のローンの対象には入れません。」

私「、、、、、、、、一人で事業を興して、この世界で生き残っていく事がどれほどの大変な事か、ぬくぬくと会社で数字をいじくり回している人間にわかるのか!!!!!人のお金で相撲取っているあんたにそんなことを言われる覚えはない!!私が客だって事を忘れたのか!」

とうとう切れました。

小さくなっていく巨体の横で、夫が一言「ボクの妻を怒らせない方がいいよって言ったでしょう。」

今回は絶対に温和にエスクロー期間を終わらせると誓った私。やっぱり根性なしでした。



めでたく交渉は終わり、安いワインを持って巨体のブローカー屋さんは我が家に遊びに参りました。

「私は自分の仕事にプライドを持っているから、架空の仕事って言われた事は一生忘れないわよ。」

心の狭い私です。



とっても高度なお料理を毎日され、知的で博識なブログを毎回楽しませてくださるMchappykunさんのレシピをお借りしました。リッコタチーズの入ったふんわりと口の中でとろけるようなミートボール。大好評でした。ありがとうございます。

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実は沢山作って非常時用に、冷凍しました。


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