その他

薬が効いているのか、本の中身がちっとも頭に張り付かない。

じっとしていられない私は、動けなくても何かしないと気が狂いそう。

何か息子と夫に作ろうと縫っている私のベッドの横で、息子も嬉しそうに一緒に裁縫をはじめた。

それを見たお手伝いさんが飛んできた、


「だめよ〜!私の国ではね、身体を縫った時には、針を触ったらいけないって言い伝えがあるのよ!!!」

「それは迷信?」

「針を遣うとその傷口から、針が出てくるのよ。早く治って欲しいからお願い、もう3週間ぐらいしてから針を遣って!!!」

優しい彼女は私の病状を心配してくれている。

針をおいて縫い物をやめると、彼女はふう〜と息をついて、寝室から出て行った。

それを見ていた息子、

「おかあさん、そんな迷信、信じていないでしょ!」

「うん。」

「じゃあ、どうしてやめたの?」

「あのね、これを尊重というの。彼女は本気で信じていて、そして私の事を心配してくれているんだから。その彼女の信条を尊敬しているの。尊重って言うのは人の思いを受け入れる事、自分が必ずしも信じてなくても良いのよ。」

「ふーん。」

息子も針の手を止めた。



途中でやめた、刺繍達。でもお手伝いさん、私が針を使えるとは知らなかったとびっくり。「だっていつも仕事ばっかりしているから、、。」優しい人です。
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そしてその息子。キャンプの宿題に、熱いか寒いか?の問いに、真ん中に線を引いて「暖かい」と答える、一筋縄ではいかないのです。
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大々挽回

抗菌シャワーを2回、点滴を両腕に、シャワーキャップを付けてもらい、カラカラとベットが動き出した。

「此処でご主人に挨拶ね。」と看護婦さん。

「じゃあね。」まるでドラマのように夫の姿が小さくなっていった。

手術室はまるでスペースセンターのよう。5、6人の看護師さんと3人の医師がいたけれど、意識があったのは30秒もなかった。

吐き気と、激痛で目が覚めた時には、さっき小さくなっていった夫の姿が横に何となくぼやけて見える。

もう6時間以上も経っていたのに、無意識には時間感覚が存在しないらしい。

「手術、成功したよ。すべてうまくいったよ。」夫の声がする。

そう、夫は仕事を全部放り出して一緒にいてくれたのだ。

車いすで帰宅した次の夜。

「何も心配しなくていいから、自分の事だけ考えて早く治すように。」

そして1週間、ほとんど毎日徹夜で激務をこなしながら、息子の送迎、食事に、宿題、、、、、何もかもすべてこなしている夫。

ちょっと見くびっていた私、反省ですね。そして見直しました。

ありがとう。


 息子の部屋を養生部屋に。優しい知人がいつも送ってきてくれる日本の本を、こんな時にしか思いっきり読めませんもの。
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そしてヤブ、私のそばから離れません。


優しい家族、本当に幸せ者です。


優しいお言葉を沢山くださって、本当に本当にありがとうございます。皆様の優しいお気持ちを抱えて病院に向かったのが、とっても心の頼りになりました。



the most forceful power?

食事中に、時々なにか悟った事を言う息子。

" Do you know the most forceful power is mad mothers? "
(この世で一番力強い力は、怒っているお母さんだって知っている?)

皆様、良くご覧になってくださいね。Motherが複数形です。

私の事だけではなく、普遍的な境地のようです(笑)。


夏はマウントフッドが奇麗に見える湖畔で、危なっかしい私と息子とカヌーの練習。
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適温が肌に優しい、美しい独立記念日。
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やっぱりBBQ,でも我が家はなぜかこれも私の仕事。3家族の方が遊びにきてくださって、一日中暴飲暴食の祝日。
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母が怒るから子どもが人間に成長するのです。普遍的価値といたしましょう。

crisis

88歳を迎えた義父。米寿はめでたいと、家族一同がアメリカ国内中からサクラメントへ集まってお祝い。

お気に入りレストランでパーティーが終わり、義父は満足そうにワインを飲み干した。

顔を合わせると喧嘩になる我が義家族。緊張感が走る空気に何度も火花が散ったけれど、無事に終わったパーティー。

車いすに乗った義父を車に移動させようと、駐車場で待機してる私たちを目の前に意識を失った義父。

肩を揺すっても、名前を呼んでも全く反応はなく、常用している酸素ボンベを見ると呼吸ももどかしい様子。

座り込んで義父の顔色を確かめたい私の頭の上には怒声と叫び声が。

義父の奥様は「私の名前を呼びなさい!私の名前!!!」と意識不明の義父に叫び狂い、駐車場をよろよろと歩き回り始めた。

義妹は「お酒を飲み過ぎたのが悪いんだ、誰が飲ましたんだ!」の連呼、

義姉は冷静に「1分の間に20秒しか呼吸していないわね。」

言葉を発しない夫は立ちすくむばかり。

911に電話をして、と夫に支持をした私は、皆落ち着くようにと説得するが、全く聞き耳持たず。

救急隊員が到着すると、まるで彼にたかるように、誰もが同時に叫びだした。

この失態にとうとう切れた私。

さすがに目上の方に「だまれ!(shut up)」とは言えず、

「静かに!!同時に何人もの人が話をしたらわからないでしょう。時間を争う状況なのだから、皆質疑応答は一人だけがするべきです。応答は私の夫がします。」

怒鳴った私の顔を皆が見つめ、ふと正気に返った様子の皆様、30秒後にはまた怒声の叫び声で駐車場がうまった。

非常時(crisis)に人間は、自身の性格が誇張され、手がつけられなくなるようです。



義父、疲労が原因、救急車で運ばれるときには既に家に帰ると言い張っておりました。
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流石カリフォルニア、義父の家の裏庭にあるレモンの木。沢山レモンがなっておりました。
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そのレモン、しっかりいただいて、砂糖と塩漬けに。

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ブログでぼやいた私がいけなかった。物理的に不可能な出会いを実現してくれたブログ。沢山の物を分かち合える友人、思慮深く知的な格好良い自然から元気さん、気が利くのですから、私の愚痴をキチンを聞いてくださっている。最高のカステラ送ってきてくださいました。
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美味しくて、そしてそのお気持ちが嬉しくて、、、ありがとう!

猫の学校

寒い夜、外に出たいヤブを懸念している私をみて息子が

「おかあさん、ヤブはね、猫の学校に行くんだよ。猫の学校は夜だから、大丈夫だよ。」

ドアを開けてあげると、嬉しそうに闇に消えたヤブ。

子どもは大人とは分かち合えない、ミステリアスな世界を持ってるようです。


ロシア人の友人のご両親がロシアから我が家へ。ブランジーニを焼いてもてなしたら、大喜びしていただき、言葉が通じなくても食で通じ合えた夜。夫はロシア語がしゃべれるのですが、全くわからない私は手振り身振りのコメディアン。だから手はイッパイで写真は撮り忘れました(笑)。

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やっと軌道に乗ってきたトレーニング。4キロ痩せて、服のサイズは2サイズダウン。トレーナーさんが教えてくれたエナジーバーのレシピでお手製エナジーバーを作って保存。seed energy bar
こんなに頑張っても簡単に体重が落ちないのは、食べ物とお酒。お説教されてもやっぱり全部は諦められません。